笑点の顔 桂歌丸が肺炎のため死去

古典落語の本格派として人気を集め、演芸番組「笑点」の司会者など、落語界の「顔」として活躍した桂歌丸さんが、肺炎のため2日亡くなりました。81歳でした。

歌丸さんは平成21年に持病の肺気腫が悪化して、一時的に入院したものの、復帰後は精力的に高座に上がっていました。

その後、呼吸器の病気や腸閉塞などで入退院を繰り返し、おととし5月には体力の限界を理由に「笑点」の司会を降板しました。

その後も入退院を繰り返す中、去年8月には東京・国立演芸場で毎年続けてきた夏恒例の高座に登場し、熟練の話芸を披露していました。

関係者によりますと、歌丸さんは2日午前11時43分、肺炎のため横浜市内の病院で亡くなったということです。

ご冥福をお祈りします。